しらたきのもとである「蒟蒻」は、ダイエットも期待できる健康食品として知られています。でも、実際にどうして身体にいいのか、またダイエットが期待できるのかご存知ですか。このページでは、そうしたしらたき(蒟蒻)に関する健康豆知識を紹介します。
日本人の食生活で、不足しがちと指摘されるカルシウム。ところが、このカルシウムをたっぷり含んでいるのがしらたきなのです。しかも、カルシウムはアルカリ性のミネラル。欧米化で肉やタマゴなど酸性の食品が多くなった日本人の食生活において、しらたきは梅干しと同じ理想のアルカリ性食品でもあるのです。
「健康のために食物繊維をたくさんとろう」とよく言われます。それは、食物繊維は水分で膨らんでしかも消化も遅いことから腸の働きを活発にし、便秘解消に役立つからです。しかも、生活習慣病である糖尿病の予防に役立つ血糖値やコレステロール値を下げる効果も期待できます。この素晴らしい食物繊維(蒟蒻マンナン)を豊富に含んでいるのがしらたきなのです。
美しいプロポーションや健康のためにダイエットを心がけている人も多いはず。そんな方にも最適な食品がしらたきです。寒天の30分の1という超低カロリーで食物繊維も豊富。いくら食べても太らないし、不要なものは体外に排出してくれます。だから、味しみが良くて食感が抜群の「たこしらたき」なら美味しく食べて理想のダイエットができます。
糖尿病と並んで高血圧も、怖い生活習慣病のひとつ。その高血圧の原因として指摘されるのが塩分の摂りすぎです。みそ汁などの濃い味付けは、高血圧のもと。そこで、おすすめしたいのがしらたき等を入れた具だくさんのみそ汁。うす味でも美味しく食べられるうえ、しらたきには塩分の吸収を抑える食物繊維が豊富に含まれています。
昔から「腸の砂落とし」とか「胃のほうき」とか呼んで、大晦日や節分に蒟蒻料理を食べる風習のある地域は少なくありません。それは、蒟蒻の効用を経験的に知っていたからでしょう。今日では、豊富に含まれている食物繊維が腸の働きを活発にし、ダイオキシン、P・C・Bといった有害物質を体外に排出しやすくするとともに、腸がんの発生を抑える効用があることが科学的に証明されています。
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